アドセンス収益とアクセス数の目安!RPM・CPC・CTRとは!?

      2016/04/15

アドセンス収益とアクセス数の目安!RPM・CPC・CTRとは!?


アドセンスアフィリエイトのブログを運営していれば、
アドセンス広告による収益は、誰もが気になるところですね。

成果報酬型のアフィリエイト広告とは違って、
アドセンス広告の場合、
「ある程度 計算で算出することが可能!」ということは、以前にお伝えしましたね。

ブログの広告収入をアクセス数から計算する方法! 


今回は、収益目安の指標(RPM・CPC・CTR)から、
アドセンス収益の目安とアクセス数について、見ていくことにしましょう。


アドセンス広告の収益とアクセス数

ご存じの様に、アドセンス広告の収益は、
アクセス数、さらには PV数が収益の目安となります。

そのため、一般的には ...
「アドセンス収益はアクセス数に比例して増加」します。


ところが、一概にそうとは言いきれません!

どういう事かと言いますと、
アクセス数(PV)以外の、クリック率クリック単価など、
当然、他の要因も関係しているからです。



次からは、そのあたりを詳しく見ていきましょう♪


アドセンス収益の目安となる3つの指標

例えば Googleアドセンスの場合、
Google AdSenseの管理画面で、様々な情報を確認することができます。

その中でも、
「CTR」「CPC」「RPM」という表示を、よく目にしますよね!


アドセンス管理画面を除いたことがない場合でも、
アドセンス広告の収益について、情報を検索してみれば、
必ずと言っていいほど、目にするワードですよね!?


これらは、
アドセンス収益において目安となる、特に重要な「3つの指標」です!


では、この3つの指標は、何を意味しているのでしょう?
また、どの様に算出されているのでしょう?


収益目安の指標「CTR」とは?

アドセンス収益の目安となる3つの指標


まずは、CTRから。

『CTR』とは、Click Through Rateの略で「クリック率」のことです。

『クリック率』は、アドセンス広告のクリックする割合を示していて、
平均クリック率と表示される場合もあります。


【CTR(クリック率)の算出方法】

 CTR(%)= 広告のクリック数 ÷ 広告の表示回数 × 100


収益目安の指標「CPC」とは?

『CPC』とは、Cost Per Clickの略で「クリック単価」のことです。

『クリック単価』は、
1つの広告が1クリックされると、どれくらいの収益になるのかを示していて、
平均単価(収益額)と表示される場合もあります。


【CPC(クリック単価)の算出方法】

 CPC(円)= 収益額 ÷ 広告のクリック数


例えば、
金融系や転職系、車や美容などの広告は、一般的にCPCが高い傾向にあるんですが、
これらのクリック単価が高い広告を狙ったサイトは、当然ライバルも多くなります。


収益目安の指標「RPM」とは?

『RPM』とは、Revenue Per Milleの略で、
表示回数 1,000回あたりの「見積もり収益額」を示しています。

『見積もり収益額』は、
広告が1,000回表示された場合、これぐらいの収益になりますよ!ってことです。



ところが! この「RPM」、ちょっと厄介なんです。

一般的に RPMは 、
「1,000PVあたりの見積もり収益額」と、認識されているのではないでしょうか?



少し ややこしくなってしうかもしれませんが ...
そのあたり、もう少し詳しく見てみることにしましょう d^^;


アドセンス収益とアクセス数の目安「RPM」とは!?


アドセンスでは
「eCPM」ではなく、この「RPM」という指標が用いられています。


ちなみに、Googleの「Inside AdSense」では、以下の様に書かれていました。

『eCPM と RPM の意味について 』

AdSense の旧管理画面では eCPM という単語が使用されており、新しい管理画面では RPM という単語が使用されていますが、実際はこの2 つの単語の意味に違いはありません。両方とも、広告表示 1,000 回あたりの推定収益額を表しています。

この数値は、推定収益額を、獲得したページビュー数、広告表示回数、またはクエリ数で割り、1,000 を掛けた値です。たとえばページビュー 50 回あたりの推定収益額が 20 円だった場合は、そのページの eCPM(RPM)は(20円/50)×1,000 = 400 円となります。

計算式:
eCPM(RPM)=(推定収益額/ページビュー数)×1,000

引用:Inside AdSense『eCPM と RPM の意味について 』


一方、「AdSense ヘルプ」ページでは ...

『インプレッション収益(RPM)』

インプレッション収益(RPM)は、表示回数 1,000 回あたりの見積もり収益額を表します。インプレッション収益は実際の収益額ではありません。見積もり収益額をページビュー数、表示回数、またはクエリ数で割り、1,000 を掛けた値です。

計算方法:
インプレッション収益 =(見積もり収益額/ページビュー数)×1000

引用:AdSense ヘルプ『インプレッション収益(RPM)』



つまり、これらを超簡単にまとめると ...

RPM(eCPM)= インプレッション収益 =(見積もり収益額/ページビュー数)×1000

ということになります。(もちろん他にも「?」の箇所は多々ありますが ... d^^;


ところが、Google AdSenseの管理画面で確認してみると、
ページRPMと、インプレッション収益の値は異なっています。

実際に、計算してもらえればわかりますが、

  • 「ページRPM」は(見積もり収益額/ページビュー数)×1000 なんですが ...
  • 「インプレッション収益」は、(見積もり収益額/表示回数)×1000 の値となっています。


これらを踏まえて、上述の説明を 少し訂正しておきましょう!


「ページRPM」と「インプレッション収益」とは

Google AdSense管理画面の場合 ...

『ページRPM』は、1,000PV(ページビュー)あたりの「見積もり収益額」。

【ページRPMの算出方法】

 ページRPM(円)=(見積もり収益額 ÷ ページビュー数)×1000


サイトのジャンルによっても、かなり差がある様ですが、
ページRPMの平均は、だいたい¥200~300と言われています。


対して、
『インプレッション収益』は、広告表示 1,000回あたりの「見積もり収益額」。

【インプレッション収益の算出方法】

 インプレッション収益(円)= 見積もり収益額 ÷ 広告の表示回数 × 1000


参考までに、僕がアドセンス収益で稼いでいるブログの場合、
アクセス数の半数以上が、スマホからなので ...

「ページRPM ÷ インプレッション収益」は、
平均すると、『3.5~3.7』といったところでしょうか。


アドセンス収益の目安とアクセス数

本題とは、少々逸れてしまった感がありますが ...

これらの指標「CTR」「CPC」「RPM」を理解し、
アドセンスのパフォーマンスレポートで、
自分のブログ(サイト)の値を、しっかり把握しましょう。

そして、アクセス数(PV)ばかりではなく、
CTRとCPCを改善して、RPMを向上させることで、
アドセンス広告による、収入を増加させるための手助けにもなります。



  • アクセス数を上げることができても、
    RPMの数値が低いと、アドセンス収益は なかなか上がってきません。

  • 逆に、アドセンス収益が高い時は、
    CTRや CPCが高く、おのずと RPMが高い数値になっています。


この様に、RPMの数値は、CTRとCPCを上げる事でかなり変化し、
アクセス数があまり上がっていなくても、結果的に収益を上げることができます。




また、これらの指標を把握することで、
「どれぐらいのアクセス数(PV)が必要か?」
「どの数値を改善したらいいのか?」などの目安が、明確になってきます。

  • 例えば、ページRPMが¥250で、10,000PV/日だった場合、
    1日の見積もり収益額は ¥2,500、1ヶ月では ¥75,000となります。

  • また、CPCが¥30・CTRが 1%だった場合、
    1000回の広告の表示で、10クリック×¥30=¥300
    ¥75,000の収益を上げるためには、
    250,000回/月(1日あたり 8333回程度)の広告の表示が必要となります。



アドセンス収益の目安とアクセス数



ご存じの様に、
アドセンス広告収益 = CPC(クリック単価)× クリック数』です。

そして、
クリック数 = 広告の表示回数 × CTR(クリック率)』です!


  • 仮に、10,000PV/日のブログ(サイト)の場合、
    CTRが 0.1%上がるだけで、1日で10クリック上がることになり、
    CPCが¥30の場合なら 1日あたり¥300、1ヶ月では ¥9,000の差がでます。

    たった0.1%で、¥9,000の収入差ですよっ d^^;

    でもこれは、PV数が同じだった場合です。

  • もし PVが1.5倍ならば、当然 1ヶ月で ¥13,500の差になります!



「PV数が1.5倍ってのはちょっと無理 ...」と思うかもしれませんが、
よく考えてみてください。『アクセス数 = PV数』ではありません!

つまり、もし アクセス数が同じだったとしても、
ブログ内の回遊率を少し工夫するだけで、意外と簡単に達成可能なんです。




あくまで「計算上では」なんですが ...
実際の、自分のブログの蓄積データを基にして、
算出された「見積もり収益」なので、信頼性もあり かなり参考になるはずです。


特に、アクセス数が多めで、安定しているサイトの場合は、
ブレも少ない傾向にあるので、見積もり額との差も少なくなってきます。





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お疲れさまでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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