ブログ記事の引用ルールとは?著作権侵害にならない文章の引用方法!
2020/12/28
他サイトの文章などを、
ブログ記事内で紹介しているのを、よく見かけますよね?
この記事の場合もそうなんですが ...
自分のブログ記事に使用する場合、どうしたら良いのか?
たとえ 悪意がない場合でも、間違った認識や記載方法で転載してしまうと、
結果的には、パクり記事ということになってしまいます。
本人は「引用」のつもりでも、
著作権を侵害していることが、意外に多いようですので、
これを機に、ぜひ「ブログ記事の引用ルールと引用方法」をマスターしておきましょう♪
ブログ記事での引用は著作権違反に注意!
「Webサイトやブログなどに記事や写真を載せる」ということは、
たとえ、個人が行う場合であっても「私的使用にはなりません」。
もし、著作権を侵害しているようなブログを作ってしまうと、
検索エンジンによる、順位結果が下がってしまうばかりか、
アフィリエイト広告を貼っている広告主から、提携が解除されることも考えられます。
特に、Googleアドセンスの場合は注意が必要で、
いきなり、一方的にAdSenseアカウントが停止されたりでもしたら、
せっかくのブログ収益が、なくなってしまう可能性だってあります。
そんな最悪の事態にならないためにも、
記事の引用で著作権法違反にならない様、くれぐれも注意したいものです。
文章の引用と著作権法
著作権者の許諾を必要としない「引用」の規定は、
著作権法 第三十二条で、以下の様に定められています。
公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。
2 国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が一般に周知させることを目的として作成し、その著作の名義の下に公表する広報資料、調査統計資料、報告書その他これらに類する著作物は、説明の材料として新聞紙、雑誌その他の刊行物に転載することができる。ただし、これを禁止する旨の表示がある場合は、この限りでない。出典:著作権法「第三十二条」
簡単に要約してしまうと ...
公開されている著作物は、
「一定の条件を満たせば、誰でも無許可で使っても良い」という事です。
これが、『引用』という事です。
では、他サイトから記事を引用する際、
どんな点に注意して、ブログにはどの様に記述すればいいのか?
「引用のルール」とは
当然、引用の際の方法にも 規則(ルール)があります!
「引用」として認められるルールとして、
以下の、5つの点に気をつける様にしましょう。
では 次からは、
それぞれについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
- 1.『引用を行う必然性』
引用が合法とされるのは、「引用の必要がある場合」に限られます。
「引用の必要がある場合」とは、他人のコンテンツを引用した上で、
それについて、批評・講評するなどして、
オリジナルのコンテンツとして、発信する様な場合です。 - 2.『自分のオリジナルの文章が「主」、引用部分は「従」である』
引用が合法とされるためには、
自社のオリジナルのコンテンツが「主」であり、
引用されているコンテンツが「従」でなければなりません。
オリジナルのコンテンツの部分が、分量的にわずかであったり、
あるいは創作性のない説明書き程度の場合、正当な「引用」にはあたりません。 - 3.『引用部分が 他の部分と明確に区別されている』
引用が合法とされるためには、
引用部分が、オリジナルの部分と明確に区別されていることが必要です。
<blockquote>○○○~○○○</blockquote> の様に、
引用する文章を「blockquote」タグで囲んでやると、
検索エンジンのロボットが「引用文」だということを認識できます。 - 4.『引用部分を勝手に改変していない』
他人のコンテンツを引用する場合は、修正を加えずに、
そのまま引用しなければならず、修正を加えて引用することは許されません。 - 5.『引用させてもらった出典元が明記されている』
引用が合法とされるためには、
「引用されているコンテンツの出典元」を明記する必要があります。
- Webサイトからの引用の場合は、サイト名とそのURLを明記する
- 書籍からの引用の場合は、書籍の名称、著者名を明記する
- リンクの決まりは特にありませんが、
マナーとして、出典元にリンクを貼る場合が多いですね
また、
JMPA 日本医書出版協会「引用と転載について」において、下記の様に記載されています。
5.原則として、原形を保持して掲載すること。
著作者には同一性保持権がありますので、同一性つまり原形を保持することが必要です。
6.原著者の名誉や声望を害したり、原著者の意図に反した使用をしないこと。
原著者が既に訂正・補足した著作物があるにもかかわらず、訂正前のまま引用したり、あるいは引用して批評すると、原著者の名誉や声望を害した利用となる可能性があります。
引用を用いる際には、
間違った解釈や使い方をしない様、充分な配慮が必要ですね。
画像や写真の著作権にも注意!
上記の引用原則は、文や文章に限ったことではありません。
文や文章と同様に、
他人の画像や写真・作品などを勝手に使うと、著作権法違反となります。
写真・絵などについても同様ですので、
ブログ記事内で、画像や写真を使う場合にも注意が必要です。
たとえ、フリー画像を集めた「画像集サイト」の場合であっても、
- 個人的な使用はOKだが 商用利用は不可です
- 使用の際は クレジットの表記が必須となります
- 撮影者の許諾は取っていますが モデルの許諾は取っていません
- アダルト・ギャンブル系のサイトでの利用は禁じます
など、サイトごとの「規約」がある場合がほとんどです。
ですので、そのサイトの「利用規約」は必ず一読して、
許諾範囲のルール内で使用しないと、著作権の侵害となってしまいます。
なかには、「ちょっと判断に困る」という場合もあると思いますが、
もちろん、それは あくまで自己責任での判断となります。
いくら自分的に間違っていないと思っても、
Google先生に「No」と判断されれば、その結果がすべてです。
現実問題として、
僕の場合、「自分で判断せずに、グレーな場合は避ける!」ことにしています。
お疲れさまでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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