タグでSEO対策!効果的な8つのHTMLタグ設定とは!?
2020/12/28
『タグ』は、HTML文章において、
ページの各要素を伝えるのに、必要不可欠です。
そのコンテンツの内容を、
もっと言えば、ページの詳しい文章構造を、
検索エンジンに、正確に伝えることが可能となります。
つまり、
正しく使うことによって、「内部SEO対策」になるのです!
『では、どんなタグがSEO対策として効果的なのか!?』
検索エンジンにとって、重要度の高い「8つのHTMLタグ」を紹介します。
ここで紹介している「タグ」とは、いわゆる『HTMLタグ』で、
投稿記事でキーワードを割り当てる、分類機能の「タグ」ではありません。d^^;
「WordPressのタグ分類」については、
『WordPressの「タグ」と「カテゴリ」の使い方とルール』で紹介しています。
HTMLタグと内部SEO対策
ブログをはじめ、
ほとんどのWebサイトでは、HTML言語で記述されています。
そして、HTML文章での各要素は、
『タグ』と呼ばれる目印を使用して、記述していきます。
このタグを使って、文章の各要素を記述することで、
検索エンジンのクローラーに、コンテンツの内容を正確に伝えていきます。
この「タグの使い方」次第で、
検索結果の順位が上がることは、決して少なくありません。
つまり、
「タグは、内部SEO対策として効果がある」ということです!
HTMLタグとは
そもそも「HTML」とは、
HyperText Markup Language(ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)の略で、
HTML文章は、Webで使用されている共通の言語(HTML言語)で記述されています。
このHTML文章で、各要素を記述するのに使われるのが「タグ」、
つまり、『HTMLタグ』なのです。
HTMLタグは、「開始タグ」と「終了タグ」を使って記述します。
タグには多くの種類がありますが ...
の様に、開始タグには要素名を入れ、
要素の終わりには、タグ名にスラッシュを入れた終了タグで閉じます。d^^
SEOに効果的なHTMLタグとは
WordPressをはじめ、多くのブログサービスでは、
「ビジュアル」と「テキスト」の、2種類のエディタが使用できる場合がほとんどです。
また、Web作成や編集ソフトなどでは、
「デザイン」と、「コード」や「ソース」といった表示モードの場合もありますね♪
特に、初心者の場合は、
「ビジュアル」または「デザイン」を使用して、
記事作成している場合も、少なくないのではないでしょうか?
決して「それが悪い」という事ではないんですが ...
タグをしっかりと理解した上で、
内部SEO対策として正しく設定するためには、
「テキスト」または「コード(ソース)」エディタの使用を、強くおすすめします!
ビジュアルモードのエディタで、記事作成しているのなら、
ぜひ、テキスト(コード)モードに切り換えてみてください!
「タグ」も表示される(記述する)ので、確認できますよね!?
「はじめて見る!」といった あなたの場合、
おそらく、少し戸惑ってしまうかもしれませんが ...
決して 難しいことではないですよっ d^^;
まずは「見ること」、そして「使うこと」を習慣にして、
慣れてしまえば、簡単に使いこなせる様になってしまいます♪
ちなみに、閲覧しているWebサイト(ページ)では、
「ソースを表示」または「Ctrl + U(Windowsの場合)」で、
そのページの、ソースを確認することができます。
設定しておきたい 効果的な「8つのタグ」
少々、前置きが長くなってしまいましたが ...
いよいよ、ここからが今回の「本題」となります!
「タグ設定がSEO対策に効果がある!」と、上述で説明しましたが、
いったい、どのタグがSEO対策としての効果があるのか!?
検索エンジンにとって、
重要度の高いタグを、まずは一覧で見てみましょう!
- 「最重要」タグ
- ① titleタグ(タイトル)
- ② h1タグ
- 「重要」タグ
- 「有効」タグ
- ⑤ strongタグ・emタグ
- ⑥ pタグ
- ⑦ imgタグ(alt属性)
- ⑧ リストタグ(ul・ol・li)
- 【参考 1】 「非推奨」のタグ とは!?
- 【参考 2】 metaタグ(メタタグ)のSEO効果は!?
SEO対策に「最重要」なタグ
① titleタグ(タイトル)
Webページには表示されないのですが、
検索結果のタイトルや、ショートカットなどに使用されるので、
実際、ユーザーの目につきやすくて目立つのが、「titleタグ」です。
検索エンジンは、まず「titleタグ」で ページ内容を判断しているので、
このタイトルタグは、もっとも重要なタグと言えます!
titleタグは、システムやテーマによって、
ページタイトルや 記事タイトルが、自動で設定される場合がほとんどです。
(※設定の詳細を、変更できる場合もあります。)
② h1タグ
ページ全体の文章構造を示すのが、「hタグ(見出しタグ)」で、
なかでも、『h1タグ』は特に重要で、「大見出し」としての役割を持っています。
「h1」の見出しタグは、HTML5以外では 1回しか使えず、
WordPressブログの場合、
記事のタイトルが、自動的に「h1」になっている場合がほとんどだと思います。
SEO対策に「重要」なタグ
③ 見出しタグ(h2~h6タグ)
「h1(大見出し)」のコンテンツ内容を、わかりやすく伝えるために、
「h2~h6タグ(中見出し・小見出し)」を使って、文章を構造化します。
「h2」以降の見出しタグは、複数回使用可能ですが、
配置の順番とルールを守って、使用する必要があります。
(※見出しタグは、一般的に「h2~h4」くらいまでが 多く使われています。)
ブログ記事の見出し!「h」タグを正しく使ってSEO対策! ≫
④ アンカータグ(aタグ)
記事中の文章や、単語・画像に対して、
リンクを設定するタグを、「アンカータグ」と呼びます。
「Anchor」の略で、『aタグ』とも呼ばれ、
<a href=”http://xxxxxxxx.com”>○○○○○○○○</a> の様に記述します。
この際に、設定するテキスト、
つまり「アンカーテキスト」を最適化することで、SEOの効果があります。
詳細については、
別記事『SEOに効果的なリンク(テキストリンク)の貼り方!』で、
詳しく解説していますので、そちらを参照してください。
SEO対策に「有効」なタグ
⑤ strongタグ・emタグ
『strongタグ』と『emタグ』は、
「文字を太くする」といった見た目だけではなく、
設定箇所の重要性を、検索エンジンに伝えるためのタグです。
(※SEOへの影響は、以前よりは低くなったと言われていますが ...。)
strongタグは、最も強調したいキーワードに設定し、
emタグは、それよりも強調度合いの弱いワードに使用します。
これらのタグを、ページ内で使用しすぎると、
その効果が薄まってしまうばかりか、
SEOペナルティーの対象となる可能性もあるので、注意する必要があります。
⑥ pタグ
Webページ内では、
通常、最も多く使われているのが「pタグ」です。
pタグは、段落(トピック)の区切りを意味するタグで、
改行の「brタグ」を使うと、たとえ見た目は同じでも、
ページ内の「文書構造」を、検索エンジンに伝達できません!
段落の区切りに pタグを正しく使用すれば、
検索エンジンに、コンテンツ内容を正確に伝えることができる様になります。
⑦ imgタグ(alt属性)
写真やイラスト・イメージ図など、「画像」を使用した場合、
アクセシビリティ向上のために、
img要素プロパティの「alt属性」で、画像の説明を記述します!
alt属性は、「代替テキスト」であり、
画像が表示されない場合、alt属性に記述した内容が表示されます。
画像のalt属性を、正しく使用することで、
正しいコンテンツ内容を、検索エンジンに伝えることができ、
結果として、「SEO効果を発揮する」ということになります。
また、画像がリンク元になっている場合は、
その画像の「alt属性」が、アンカーテキストの役割をするので、
aタグ同様に、内部SEO対策として重要になるのです。d^^
⑧ リストタグ(ul・ol・li)
「箇条書き」のリスト形式で表記をする場合、
正しい文書構造にするために、『リストタグ』を使用します。
リストの並び順に意味がない場合は「ul」を使用し、
番号付きリスト(並び順に意味がある)場合は、「ol」を使用します。
たとえ、同じ見た目に「cssで指定」していても、
文書構造としての意味合いは異なるので、正しく設定する必要があります!
【参考1】「非推奨」のタグとは!?
上述の説明でも おわかりの様に、
タグは、あくまで「コンテンツ内容(文章構造)」を伝えるために使用します。
ですので、
文章の見た目を整えたり、装飾のために使うタグは、
できるだけ、記述しないことをおすすめします! d^^
なぜなら、レイアウト・装飾関連を「cssファイルに記述」することで、
HTMLのソースは簡潔化できるので、検索エンジンは内容を把握しやすくなり、
結果として、SEO対策としての効果が高まる可能性があるからです!
例えば ...
- 文字を太くする「b」タグ
- 文字を斜体にする「i」タグ
- 文字サイズなどを指定する「font」タグ
- 文字色を指定する「color」タグ
- 中央寄せにする「center」タグ
- 改行する「br」タグ
- 仕切り線を引く「hr」タグ
などの「装飾タグ」は、すべて cssファイルに記述して表現可能ですし、
要素となる「style属性」も同様に、cssに記述することで解決できます。
【参考2】metaタグのSEO効果は!?
metaタグ(メタタグ)のなかでも、
特に、「ディスクリプション」と「キーワード」タグについては、
そのSEO効果が気になる方が、多いのではないでしょうか!?
「meta description(ディスクリプション)」タグ
『meta description(メタディスクリプション)』では、
ページの概要を、簡潔にわかりやすく説明します。
現在、Googleでサポートしていますが、
「検索順位の評価や順位には、直接影響しません!」
しかし、descriptionの内容は、
検索結果のスニペット(概要を説明する文)の一部として使用される場合もあります。
検索ユーザーは、タイトルとディスクリプションの内容を見て判断するので、
ユーザーの興味をひいて、記事を読みたくなるようなdescription設定をすることによって、
「クリック率に影響する」可能性があるタグとも言えます。
- 複数ページに同じメタディスクリプションを載せるなら全てのページに固有のメタディスクリプションを入れた方がいい
- 複数ページに同じメタディスクリプションを載せるなら全てのページにいっそ何も書かない方がいい
Googleのスパム対策チームリーダー、マット・カッツ氏によれば ...
「全ページ同一のメタディスクリプションは検索結果に悪影響をもたらす」とのこと!
各ページに「固有のメタディスクリプション」をつけても、目に見える効果はなく、
また、すべて「同一のメタディスクリプション」をつけるぐらいなら、何も書かないほうがいい。
つまり ...
「グーグルにスニペットを自動生成してもらうのがベスト」だということになります!
「meta keywords(キーワード)」タグ
『meta keywords(メタキーワード)』では、
ページで使用されている「重要なキーワード」を設定します。
以前は、SEO対策として効果があったのですが、
現在では、Googleでサポートしていません!
Googleの検索エンジンは、
サポートするメタタグのみを処理し、それ以外は無視します。
つまり、
「検索順位を決定する要素となっていない!」ということです。d^^
少なくとも、Googleの検索エンジンに関しては、
必須の設定項目ではないですが、必要であれば 記述してもまったく問題ありません。
そのため、適切なキーワード数など、
Googleの検索エンジンに対して、意識する必要もありません!
現在では、GoogleとYahooの検索エンジンが 9割以上のシェアを占めており、
実質的には、YahooもGoogleエンジンを使用しています。
そのため、SEO対策としては、
Googleの検索エンジンだけを意識すればよい!といっても過言ではないのです。
お疲れさまでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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